URUSHI OHTAKI お手入れと修理

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-- アイテム別 --

漆器<皿・プレート類>

漆器<鉢・小鉢・菓子器類>

漆器<盆・膳類>

漆器<食卓小物類>

漆器<茶器・香合・花器>

漆器<箱・小箱類>

漆器<額・壁掛け類>

漆器<アクセサリー・その他>

-- 価格別 --

  • 2,000円未満
  • 2,000〜3,000円台
  • 4,000〜5,000円台
  • 6,000〜10,000円未満
  • 10,000〜13,000円台
  • 15,000〜20,000円未満
  • 20,000円台
  • 30,000円台
  • 40,000〜50,000円台
  • 60,000円以上
  •                        

    漆器の扱い方

    「漆器は取り扱いが面倒」という声を良く聞きます。でも一見弱そうに見える漆も、良質な木地と漆を使い、 きちんとした仕事をしてあるものであれば、少々のことでは壊れたり、傷ついたりしないものです。 特に「枯れた(年数の経った)」漆器の肌は堅牢で、普通に使っている分には、意外なほど傷つきにくいものなのです。  とは言っても、常識的な範囲で、基本的にしてはいけないことはあります。下記にそれをまとめてみました。

    ●してはいけないこと

    ・漆器が一番嫌うものは、直射日光乾燥です。紫外線を当てると、漆の艶が消え、肌がもろくなります。 また乾燥は、木地そのものを狂わせてしまいます。陽の射す窓際や暖房器具の側には、置かないようにしてください。

    ・かなりな高温となる電子レンジ食器乾燥機も、漆器にとっては厳しい環境ですので避けましょう。

    ・水洗いはかまいませんが、長時間のつけ置きは、木地の狂いの元になりますので、おやめください。特に彫りのある堆朱は、つけ置きはしないでください。

    水洗いしても大丈夫
    でもよく拭きましょう
    彫りのあるものは軽く歯ブラシで

    ●汚れの落とし方

     汚れはぬるま湯で軽く洗い、柔らかい綿布で水分を十分ふき取っておいてください。油分のある汚れは、洗剤を使ってもかまいませんが、そのあと、十分お湯ですすいてください。
     彫りの中にたまった埃は、使い古しの歯ブラシなどにお湯をつけて軽く掻き出すとよいと思います。
     埃がついた面をカラ拭きすると、埃が擦れて傷を付ける恐れがありますので、水に浸して固く絞った布で軽く拭くようにしてください。

    ●収納場所

     漆器は直射日光と乾燥を避け、和紙を挟んで、桐箱ごと戸棚の下の方に収納するのが理想です。けれども毎日のように使う漆器は、それほど神経質にならずともかまいません。他の食器とともに、普通にお使いになられるのがよいと思います。但し当然のことですが、ざらざらした糸底の陶磁器を漆器に重ねることは避けてください。

    ●匂いとかぶれ

     できたての漆器は特有の匂いがしますが、それは漆が枯れると自然に消えます。 密閉したところですとどうしても匂いがこもりがちですので、最初はできるだけ風の通るところに置いた方が良いようです。 科学的な根拠はありませんが、昔から買い立ての漆器は、しばらく米びつの中に入れておくと匂いが抜けるとも言われています。
     漆はカブレが怖いという方もおられると思いますが、カブレは漆が生乾きの時に起きるので、 良質の漆を使い、完全に乾いた漆は絶対にかぶれません。心配な方は、しばらく漆器を枯らして からお使いになると良いですが、万が一かぶれても、跡が残ることはありませんので、ご安心下さい。

    修理について

    漆器は、良質な材料で良心的な仕事がしてあるものであれば、基本的に何度でも塗り直すことができ、修理しながら何代にもわたって使えるものです。 ですから安物を使い捨てにするよりは、購入するときは多少高くても、信頼できる店でしっかりしたものを選んだ方が、結局はお得になるものと思います。 大切に扱い、長く使う。そのためにはできるだけシンプルなものをお選びなる方が、飽きが来ず、修理も容易であると思います。

    しかし、どうしても修理が不可能なものもあり、また修理代が購入代金よりも高くつく場合もありますので、以下をご参考にしながら、どうぞお気軽にご相談ください。
    なお、たいへん申し訳ございませんが、修理の場合は、お支払いにクレジットカードはお使いになれません。ご了承をお願いします。

    修理の詳細については、下記のページをご覧下さい。

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    金継ぎについて

    漆と金を使って、陶磁器などの割れや欠けを直す「金継ぎ」の詳細については、下記のページをご覧ください。

      金継ぎのページへ

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